本日紹介するのは深海で発見されたチュッパチャップスのラムネ味です。嘘です。生態系など謎な点が多く、唯一ハッキリしてるのは人間の祖先とも言われる最も原始的な動物である海綿動物の仲間であるという事だけです。
ピンポン(ピンポン玉)ツリー(木)スポンジ(海綿)と名前のままの姿ですが、あまりにも我々がイメージする生物像からかけ離れてるため、発見者はこの生物の存在を信じてもらうことが出来なかったという逸話が残っているほどです。
その可哀想な男の名はウィリアム・ビーブ。科学者であり冒険家でもある彼は、1934年、深海探査用の潜水球に乗り込み、バミューダ沖の水深800メートルまで潜った際に次のような言葉を残しています。
「夜より暗く、火星同様に未知である新世界への旅だった」 と。
それから80年近く経った今でさえも未知で在り続けるからこそ深海は素晴らしい。
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